jardin du cache-cache 現場ver.
平らな地に雑草の庭。
この庭を改造するために山梨からやってきた。
お店のクオリティの高さ、センスを見ると、正直あまりやりたくなかった。
ハードル高すぎでしょ。
結構、悩んでました。この庭の構想。。。
cache-cacheの内装、商品はカラフルなものが多い。
庭に出たら、あれっ?って想わせるギャップを作りたかった。
日本の庭を意識しながらも完全に和風でなく、現代もあり、欧州雰囲気もある。
そんな感じにしたかった。文章だけだとかなりごちゃ混ぜですが。。。
ダンプ一台分、土を入れ、築山を作り、植栽や苔(種)を敷いた。
築山を作ることにより、狭い庭でも奥行きでる。躍動感も出る。
店内から見て左側の植木は、リンゴ・アルプス乙女。
花も綺麗だし、一本でかわいいリンゴの実を付ける。
右側はオリーブ。将来このオリーブが大きく大きくなって、この庭のシンボルとなる。
店内から庭を眺めた時、何か目に止まるものを置いた。
細長いモダンな鉢に植えたモダン盆栽。
これがポイントとなっている。
時が経つと、築山は一面綺麗な苔に覆われるだろう。
そのタイミングでまた見たいな。
現場で余ってたレッドシダー材を利用し、フェンスを取り付けた。
これにより、庭がよく映える。
エントランスには、不織物ポットを使用した。
使い方によってはとてもいい素材だ。
色とりどりの植物を使った寄せ植えをいくつか作り設置。
エントランスがこれが華やかになる。
そして、今回実験的にやらしてもらった。
『moss graffiti』
苔にいろんなものを混ぜて液状にして塗りつける技法。
手入れが必要だが、手入れ次第で多少時間は掛かるがちゃんと苔が出てくるはず。
この技法を使い、お店の名前、住所、パリのモチーフのエッフェル塔を描いてみた。
経過が楽しみです。
いろいろと実験ありの現場。
なにも言わず、全てお任せで作らせていただて、本当に感謝してます。
そして、毎晩のスペシャルなアテンド。
毎日が刺激的でとても楽しい現場でした。
ありがとうございました。
また、福岡に行きます。
その前に7月パリで会いましょう!!!
merci!!!!!!!!!!!!